2022年06月20日

「心の時代」に寄せて

無関心、不安、もやもや、イライラ。こんな言葉、よく耳にしませんか?
心の中にあるこれらは、いったいどこから生まれてくるのでしょう。
人を取り巻く外的要因はもちろんありますが、『言葉の危機』が根底にあるのではないでしょうか?
つまり、自分の気持ちや考えを表す言葉を持てなくなっている。持とうとしても、そのプロセスがわからない、また気持ちや考えを言葉にしたくても耳を傾けてくれる人や場所がない。


この状況を踏まえて、教室では生徒さん1人1人、保護者の方々おひとりおひとりの思いや考えにじっくり耳を傾け、何を求め何を必要とされているかを受けとめ応えていく。それを第一に考えております。

「教える」「学ぶ」ことは言葉があって初めてできることです。
話をする、すなわち「対話」は学問の礎であり、心を育む原点です。


「何て言っていいかわからない?」「どういうことかわからない?」
一緒に考え、学んでいきましょう。
縁あって教室に来てくださる皆さんの温かくぬくもりのある、そして1人1人のベストをひきだす学び舎でありたいと思っております。