NHKドラマ「フルスイング」最終回を見て
これは故高畠導宏さんについて書かれた『甲子園への遺言』をドラマ化したものですが、2月23日に最終回を迎えました。
高畠さんがすごいのは、まずプロ野球のコーチ業の傍ら、5年かけて通信教育で教員免許を取得したということです。次に58歳で福岡の高校に社会科の教師として赴任し、持ち前のチャレンジスピリットで、生徒に直球でぶつかっていったことでした。彼は言います。「最も大切なことは夢を持つこと。あきらめなければ夢は必ず叶う」と。
最終回、高林先生(ドラマの中では高畠さんが高林になっている)が卒業する生徒を前にして、黒板に大きく『氣力』と書かれました。氣力とは「あきらめない気持ち」です。
高さん(ドラマの中では高林先生はみんなから親しみを込めて高さんと呼ばれている)から多くのことを学びました。大切なのは
「自分と向き合うこと」
「自分から逃げないこと」
そして、
「人を思うことで人は強くなり」
「人に思われることでもっと強くなる」
風のように駆け抜けていった高さんに、『フルスンイグして目いっぱい生きよ!』という強烈なメッセージをいただきました。そして、同時に「生徒のことを思い」「生徒に思われる」塾長であり続けたいと思いました。
合掌