2008年03月27日
☆つまずきを肥やしに
うちの塾には約40名の講師がいますがそのほとんどが学生・大学院生・社会人・主婦などでしめられています。
この1月にある学生がわが講師スタッフに加わりました。彼の経歴は特異です。彼は進学校である淳心学院高校出身ながら、大学へは進学せず、就職をして2年間ある会社に勤め、営業を担当しました。そこで働くうち「俺はこんなことをしている場合じゃない」と一念発起、大学進学を決意して猛然と勉強をし、関西大学の法学部に合格しました。したがって本来であれば彼は、大学4回生になるはずですが、今春で2回生になります。
しかし、彼はこの社会経験は、自分自身を知る上では決してムダでなかったと言います。背が少し低く、ちょびひげをはやし、チャプリンを思わせるような彼の風貌は親しみやすく、塾生ともすぐにとけこんで、今や我が塾にとってはなくてはならない講師になっています。
彼のよさは、「つまずきを肥やしにして」更に人間的に成長しようとしている前向きな姿勢です。私は先日の講師研修会で、講師として一番大切なことは、生徒に「プラスのエネルギー」を伝えることだと講師に訴えてきましたが、彼にはそれがすべて備わっています。
明るさ・笑顔・元気これは塾生に『やる気』と『希望』をもたらします。そんな「プラスのエネルギー」を伝える心強い講師が、今年も10名入ってくれました。女性の講師も増え、エクシードの各教室は以前にもまして活気に満ちあふれています