2011年10月03日

実りある授業研修

 エクシードでは、学生の夏休み期間徹底して講師の授業研修を行った。研修対象は主に講師経験半年から2年までの講師。
 それはこの頃“慣れ”からくる惰性が生じてしまうからだ。慣れに安住すると、今の自分を維持することはできるが、進歩は得られない。進歩は絶えず変化の中だけに見いだせるものだからである。
 
 授業研修した講師には、以下の内容でリポートを書かせている。
    @ 研修内容
    A研修で感じたこと
    B次回から自分の授業で留意すべきこと
    Cエクシードの講師になって
 このリポートが実によく書けている。先輩の授業見て、その良さをきちんと把握できているし、先輩と比較して、自分に不足している点もよく掴んでいる。
 

 私は自分の甘さを思い知らされました。私は生徒ひとり一人に合った授業をしているつもりでしたが、“つもり”でいるだけで、自分にまだまだ甘いと思いました。今の自分に妥協せず、自分に厳しく、私にしかできない授業をして生徒に求められる講師になりたいと思います。


 エクシードの講師になって1年。この間、僕はコミュニケーション能力を磨くことができたように思います。生徒に対してただ機械的に教えるのでなく、一緒に取り組んでいくことによって、人と人とのつながりについて考えることができるようになりました。
 2年目には、生徒一人一人に工夫した授業ができるように、何がベストなのかを考えて実行できるようにしたいと思います。


 今改めて研修を終えてみると、私は「授業」が「作業」化してしまってつまらない講師になっているのではないかと感じました。研修で得られたことを元に活気ある授業づくりを目指しつつ、今後も先輩方のすばらしい点を吸収し、講師になった当初の新鮮な気持ちを忘れずに生徒とともに成長したいです。
 

 私は少し前までエクシードの生徒の一人で、その頃から活気あふれるエクシードの雰囲気が居心地よく好きでした。塾長をはじめ多くの講師の先生方に悩んだときは励ましていただいいたおかげで自習に来るのが楽しかったです。大学生になって講師という立場になりましたが、次は私が生徒の心を励ましてあげられるような講師になりたいと思います。
 そのためには、勉強に関する知識を身につけることはもちろん、一人の人間として勉強以外の様々な知識・視野・考え方を身につけられるよう何事にも積極的に取り組んでいきたいです。

 
 研修の目的はエクシードという”場”の人材育成にある。つまり講師としての職務遂行能力の進展を狙いとしている。しかし、講師の中に眠っている潜在能力の発掘も大事だ。
ただ単に講師をするのではなく、講師としてのスキルと能力を高め、講師として人間的な資質を磨き、生徒のため力をつくすことは大きな社会貢献であり、自分の成長ともなる。
 

 生徒のために自分を磨き強い人間になれ。彼らにそうエールを送りたい

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