新年に思う
「何も咲かない寒い日は下へ下へと根を伸ばせ、やがて大きな花が咲く」
箱根駅伝のランナーの激走をテレビで見ながら、ふとこの言葉を思い出しました。
これはかってのマラソンランナー高橋直子さんの座右の銘です。
いくら頑張ってもいい結果に結びつかないことがあります。塾生を見ていてもそうです。入塾してすぐに結果の出る生徒。毎日あれだけ努力しているのになかなか結果に結びつかない生徒と多様です。でも大切なことは、いつかきっといい結果が生まれると信じて、努力することを怠らないことなのです。
また、重要なことは、進歩の比較を他人とするのではなく、自分の過去と比較することではない
でしょうか。他人と自分を比較したら、比較する相手によって左右されてしまいます。
だから過去との自分を比較することによって進歩が実感できるようになります。
かりに失敗したとしても、それは次につながる「意義ある失敗」になります。この「意義ある失敗」の積み重ねが「成功」へと導いてくれるのです。要は失敗したことを嘆くのではなく、次へと「動く」ことです。動きの中から新しいものが生まれるのですから。