教師受難の時代
「生徒引率中に校長が飲酒。高校のタイ研修で教員と、業者の差し入れビールも」
何か悪意を感じる、新聞記事だ。
引率教師が、研修旅行で生徒の就寝時間が過ぎた後、ビールを飲んではいけないのか?
朝早くから夜遅くまで生徒の面倒を見て、ホット一息。何でこのことが大々的に報じられるのか。私 にはわからない。校長を交えての飲み会なんてほほえましではないか。
この報道どうも印象操作に思えてならない。これを言う人は100%以上完璧な人間なんだろうか。
だいたいマスコミに従事する人は社会的経験が乏しい人が多い。自分の体験からではなく、読者 への受けを狙ってあたかもスクープを射止めたごとく書き立てる。
新聞社がこんなだからあこがれて先生になったもののますますヤル気をそがれ、硬直し、先生へ のなり手がだんだんと減っていく。
酔って生徒に暴行する。飲酒運転するなどは別として、先生という職業の重責を感じながら24時間 職務に拘束される。そんな中でこんな息抜きをすることさえも許されないのか。
最近はちょっとしたことで騒がれる。何でこれが話題になるのか。今時の先生は大変だ。
私たちの中高校時代、修学旅行で、夕食後ほろ酔い先生といろいろなことを話したものでそれもま た面白く、楽しみでもあった。
時代が違うと言われればそれまでだが、今は先生という職業の受難の時代なのだろうか。