個別指導のエクシード

コロナ渦に巻き込まれて、まだ数か月しかたっていないというのに、情けない人たちが多く本当に残念だ。

ゴールデンウイークに沖縄旅行に6万人が航空予約をしているという。自分は大丈夫と思って本気で沖縄に行くんだろうか。それが沖縄にどれだけの迷惑をかけるのか考えていないのだろうか。

また、国難だというのに、パチンコ屋に列をなす。もし自分が知らずのうちに感染していて、気がつかないままに誰かにうつしてしまい、その誰かが周りの人にうつしてしまい、それが更に繰り返されれば、恐ろしい事態を招く。

コロナは勝手に感染はしない。それは人が運んでくる。今は感染リスクを少しでも減らすため、みんな我慢、我慢の時なのだ。結局経済支援のために支給される10万円もパチンコに流れてしまうのだろうか。

　”自分さえよければいいんだ”という考えでは社会は壊れてしまう。

みな自粛しているのになぜなんだろうと考えると苛立ちを覚え、絶望感に陥ってしまう。今は自分の軽率な行動で感染しないように、周りの人に感染させないようにしなけらばならない。

私は好きなゴルフに行くこともやめている。どこで何が起こり、どうなるかはわからないからだ。しかし、今ある状況を楽しもうと思っている。心豊かに、悲観的にならずに前向きに。

感染リスクを減らすために、私は辛抱する。
日本の未来を変えるのは、私たちの今の行動だから。

いま日本では、新型コロナウイルスの感染者の増大に歯止めがかからず、医療崩壊さえも起ころうとしている。このような事態から、私は学生時代に読んだカミュが著した「ペスト」を思い出す。

それはこんな内容だった。
アルジェリアのある街で、ある朝、医師はネズミの死体をいくつか発見する。そのうち、医師のもとには、おかしな症状を見せる患者がぞくぞく訪れるようになった。患者はだれもが高熱を発し、リンパ腺がはれ上がり、脇腹に斑点ができ、もがき苦しんでいた。そして、彼らは、次々と死んでいく。これがペストの発生だ。ペストが街全体を蝕もうとしていた。行政府は、幾百もの死体を焼却するが、きりがない。このような中で、、必死に「悪」＝感染症だけでなく、行政府と闘う医師や市民たちの姿が描かれている。

そして、市民のたゆまない努力と、そして、多くの犠牲の中で、ペストはゆっくりと、ゆっくりと、終結の方に向かっていく。死亡者は減っていき、街には安堵の雰囲気が広がる。しかし、そこには喜びはない。

この小説で、カミュは最後に私たちに警告を発している。
おそらくはいつか、人間に不幸と教訓をもたらすために、ペストが再びそのネズミどもを呼びさまし、どこかの幸福な都市に彼らを死なせに差し向ける日が来るであろうことを。

新型コロナは確実に私たちの前に迫っている。あの、志村けんさんも岡江久美子さんもコロナに奪われてしまった。
今は私たちが試されたいる時だ、この時こそ人間としての真価が問われる。それぞれが担っている社会的責任を果たし、自分だけは大丈夫だという安易な考えは捨て、ワンチームとなってこれに立ち向かわなければならない。

　未来を変えるのは、私たちの今の行動です！！
　

　新型コロナウイルスは、今や必ずしも基礎疾患を持つ高齢者だけにとっての脅威ではありません。アメリカ・ヨーロッパでは実際に10代や20 代の若者にも感染し、なかには重症になったり亡くなったりする人もいます。世界的規模でどの世代にも感染が加速しています。
　
　みなさんは『コロナを人ごとのように思ってませんでしたか？』
自分は大丈夫という安易な考えは捨て、万全な注意を払いましょう。
世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。3月30日の時点で、世界の72万人が感染し、死者は3万4000人を超えています。今はこれ以上感染が広がらないよう、一人ひとりができることをしていくほかありません。
　
　あの日本のチャップリンと言われた喜劇王の志村けんさんも亡くなられました。快復傾向にあるとニュースで報道されていたこともあり、ショックも大きく腹立たしい気持ちでいっぱいです。
　
「自分だけは大丈夫！」という根拠のない自信を持たないことです。志村さんの死を無駄にしないためにも、自分の行いや、姿勢を見直していこうではありませんか。

　

　京都産業大学でも大学の海外渡航の自粛要請を無視した学生が、ヨーロッパ旅行を決行し、コロナウイルスを持ち帰って大学だけでなく、多くの人に感染し、パンデミック（集団感染）を招いています。

　中でも若年層の症状の軽いひとが、都市部から移動することで、地方の複数の地域に感染が拡大していることが考えられます。症状の軽い人は、重症化リスクの高い人(高齢で持病を持っている人)に感染を広める可能性があります。

　
　エクシードでは塾生の皆さんの感染を防ぐため、万全を期しております。ご家庭の方でもアルコール洗浄・手洗い・うがいの励行などご協力よろしくお願いします。