2024年08月08日
最強の銅メダリスト須崎優衣選手
パリオリンピックのレスリングで、女子50キロ級で須崎優衣選手が3位決定戦で10-0と圧勝し「銅メダル」を獲得した。
須崎選手には東京に続く五輪連覇を逃したためか笑顔はなく、胸の前で両手を合わせ、何度も観客席に頭を下げる姿が印象的だった。
本大会で一回戦で終了間際インド選手にまさかの敗戦。そのインド選手は決勝に進んだものの、計量で体重が100グラムオーバ−で失格になり、敗者復活戦が3位決定戦に繰り上がるというまさかの展開に。敗戦の翌日に絶望の淵から立ち直った須崎選手が、見事銅メダルをつかんだ。
一方、金メダル候補の須崎選手を破る大金星を挙げ、決勝進出まで果たしたインドのビネシュ選手は、必死の減量にもかかわらず制限体重をクリアできず、わずか100グラムのオーバ−に責任を取って、「私の勇気はすべて折れました、私には今これ以上の力はありません」「さよならレスリング。2001-2024」と引退を示唆した。
これに対し、インドのモデイ首相は、計量失格の痛みの共有を示して、「ビネシュ、あなたはチャンピオンの中のチャンピオンだ。インドの誇りであり、個々の、すべてのインド人を鼓舞してくれる」と激励の言葉を贈った。
また、私はあなたが立ち直る力を持つことも知っています。常に困難に立ち向かうのがあなたの性格です」と励まし。「強くなって戻ってきて!みんなで応援しています」と呼びかけた。
ビネシュ選手に
頑張れ!
負けるな!
そして、いつかまたリングに 戻ってきて!と心からのエールを送りたい。