2008年05月14日

講師になって思うこと

GWも終わり、皆さんは新年度の生活にも慣れてきたのではないでしょうか?
僕の友人も就職活動を終え、落ち着いたようです。
本来なら僕も彼らと一緒に就職活動をしているはずなんですが、僕は現役時代に大学受験に失敗し、二年間就職した後に大学に入ったために就職活動は来年からです。

僕の年は現役で受かっていたなら団塊の世代と入れ替わりなので、就職戦線は売り手市場と言われている世代でした。
それを最大限生かして大手企業に内定していく友人を尻目に正直落ち込んだものです。
しかし、そんな暗い気分を癒してくれたのが塾の生徒でした。
先日、いつもどおり塾に入ると、自習に来ていた生徒が挨拶をしにきてくれました。

『こんばんは、…先生何か元気ないなぁ。何かあったん?』

同じ日、授業を終えて挨拶をし、帰ろうとしていた女の子が戻ってきました。
忘れ物かな?と思っていたらその生徒は

『先生教えてくれてありがとう!』
とわざわざ言いに来てくれたのです。

子供は本当に私たちの様子、態度に敏感で驚かされます。また、子供たちから教えられることも数多くあります。
そんな感受性豊かな時期の生徒達と触れあう我々だからこそ、彼らの手本となれるよう振る舞わねばと思い、自分磨きに励んでいる今日この頃です。