新設の兵庫県立6高校、校名決まる 北神戸総合/神戸学園都市/西宮苦楽園/三木総合/姫路海城/播磨福崎
兵庫県教育委員会は、2025年度に県立14高校を6校に再編する計画について、新校名(仮称)や設置学科などを盛り込んだ実施計画を発表した。25年4月の開校に向け、校歌、校則、教育課程などを24年中に順次決める。募集定員や学級数は24年10月に公表する。
同日の定例教育委員会議で報告された。新校名は統合校の地域性や学びの特色がイメージしやすいことなどを考慮し、統合対象校の関係者らの意見を取り入れて選んだ。4校に設ける普通科は、うち1学級を探究学習に特化し、推薦入試で募る。2校には総合学科を設置する。
学校名は、本年12月の県議会で諮る条例改正を経て正式決定する。いずれも1学年6〜8学級。25年2〜3月に入試を実施し、同年4月に新校の1期生が入学する。今後は学校説明会やオープンスクールを通じて各校の特色を周知する。
統合の対象校は24年4月の入学生を最後に募集を停止し、卒業までそれぞれの学校で過ごす。学校行事や部活、学外での探究活動については、統合高と新校の合同やチームによる参加を検討する。(神戸新聞より)