2021年05月11日

エクシード読書感想文コンクール第1席

コロナ禍の下、エクシードでは『読後コンクール』を実施しました。
その最優秀作品と優秀作品を紹介します。塾からは最優秀作品=第一席には10.000円のクオカード、優秀作品=第二席には5.000円の図書カードがそれぞれ贈られます。  

   最優秀作品賞 看取り犬・文福の奇跡


私がこの本を選んだ理由は、私は犬を飼っていて、犬が病気になったときどう対処すればいいかわかると思ったからです。私が気になった話は五つあります。
 
一つ目は、「さくらの里山科」の入居者が亡くなる二〜三日前に文福は部屋の扉の前に座っている。と書かれていたので、私は、文福は入居者が亡くなるのを分かって、文福は優しいな。すごい才能があるんだなと思いました。
 しかも、認知症で、家族の顔や名前もわからない人に文福は、よりそい、入居して一週間後、文福のおかげで家族の名前が少し思い出せるようになって、文福はこんなことまでできるんだなと思いました。
 
二つ目は、伊藤さんと愛犬のチロの話で、おどろいたことは、大嫌いなピーマンをチロと一緒にいるために我慢して食べたということです。伊藤さんは本当にチロが大好きなんだな。と思いました。

 三つ目は、渡辺さんと愛犬のナナちゃんの話で一番印象に残っているのは、ナナちゃんを置いて老人ホームにはいかないということです。だから、ナナと一緒に暮らせる老人ホームがあると知って、今まで、あまり口が動かすことができない上、手も動きにくい体がナナとずっと一緒に暮らせることを知って、
「そこへいけばナナは安心なのか?ナナと一緒に暮らせるのかい?」
と大声を出しました。私は、渡辺さんはナナちゃんがとても大好きで心配だったことがわかりました。
 
四つ目は、犬のジローの話で、思ったことは、あるひとり暮らしの老人が亡くなった部屋で、半年後、餓死した犬が見つかったというニュースです。私なら、前もって家族などに預けたりします。私の犬もそんな風にならないように気を付けたいと思います。
 
五つ目は、足を骨折し、入院している間に認知症が進行して、愛犬のココのことをわからなくなってしまった話です。それで思ったことは、ココは、橋本さんに忘れられているのを分かっていて、リハビリについて行ったり、なめたりしたりしていることです。ココは橋本さんに自分を思い出させようと努力していることに感動しました。
 
半年後、橋本さんはココちゃんを思い出すことができました。さらに三か月後、「ココちゃん」と呼びながらココを撫でました。私はココちゃんが、頑張ったからだな。ココちゃんすごいなと思いました。
 看取り犬、文福の奇跡はどれもいい話だと思いました。特に、ココちゃんが、自分を思い出させる場面は感動しました。私の飼っている犬は絶対に悲惨な目にはあわせないように気を付けて飼いたいと思います。